小説?いや物語?
2話
ついに廉嘉くんは天国へ消えていった。
次の日学校
私、自己紹介おくれました。名前は百合。身長は高校1年生で中間ぐらい。
顔はまぁ普通な方だと思う。普通に友達もいて、男子ともそこそこしゃべる。
成績も普通。そこまで、学校はいやではなかった。運動もそこそこできたので、
クラスの輪にはいつも入っている。
普通・・・・何もかも普通。
学校につき挨拶をかわし、席につく。
いっせいにクラスのひとが集まってきた。
「廉嘉くん死んだってホント?」とひとりの女子が「おいばか。死んだじゃなくて、
お亡くなりだろ。」と男子が・・・でも私は、明るく答える。
「全然だいじょうぶだから気にしないで。」みんなはそれを聞いて、無理をしていることがわかったのか自分の席にもどった。
「百合!!」と叫びながら私の席に来る
いきなりでびっくりしたが、いつものことだ。
彼女は、私の一番の友達の琉生だ。彼女には何でも相談でき信頼している。
琉生があまりにも悲しそうな顔をして、涙を流しそうだったので、わざと
「あぁ廉嘉くんの顔のそっくりさん現れないかな~?」と冗談を言う。
琉生は「つらかったよね。」と涙を流した。
「やめてよ。でも叶うかもよ。この世には3人そっくりさんいるっていうじゃん。」
と私は笑いながら冗談をいいながら泣くのを我慢していた。
この冗談が現実になるなんて思いもしなかった。
つづく